釣割

釣魚図鑑

フエフキダイ

スズキ目 フエフキダイ科

新潟以南の日本海側と、千葉以南の太平洋側などの温暖な海域に分布し、サンゴ礁や岩礁の砂れき地や海底付近を泳ぎながら捕食活動をしている。主にはエビやカニなどの甲殻類やイソメやゴカイなどの多毛類、小魚、ウニなどの棘皮動物などの海底に潜む生物を捕食している。フエフキダイの産卵期は5月~6月と言われている。フエフキダイは雌性先熟のため産卵を終えた個体は雌から雄へと性転換を行う。フエフキダイを狙う時期としては、水温が上がる夏頃から晩秋までが狙い目とされている。特に9月~10月のフエフキダイは良型で引きも強い。

形態

他のフエフキダイ属の仲間と比べて最も体高が高く、ずんぐりとした印象で、体形は平たく側扁している。成魚になると体長は約50cmに成長する。体色は全身が薄い茶褐色または黄褐色で鱗に入っている黒い斑模様が特徴的である。また、背ビレの縁辺が赤い。フエフキダには2本の犬歯と、上下左右には円錐形の鋭い歯がある。同属のハマフエフキとは見た目がよく似ているが、ハマフエフキの体色には青色が交じることと、成魚になるとハマフエフキは体長1mほどに成長するため、この点で見分けることが可能である。

食味

透明感のある白身の魚。刺し身として食べる際は、そのまま食べてもクセがなく美味しいが、皮目を少し炙るとさらに美味しく食べることができる。また、身がしっかりと締まっており、淡白な味わいで塩焼きにしても美味である。身も分厚く食べる部分も多いためおすすめ。他にも唐揚げや、煮付けにしても美味しい。フエフキダイのアラからはとてもいい出汁が出るので、捨てずに潮汁にするのもおすすめ。その他にもムニエルや煮付け、アクアパッツァなど様々な料理で美味しく食べることができる。

釣種

釣り船,磯

釣場

沖合,内湾,砂地,岩礁

生息域

南日本,日本海,東シナ海 ,琉球列島