釣割

釣魚図鑑

ブルーギル

スズキ目 サンフィッシュ科

原産は北アメリカで、日本へは1960年頃に持ち込まれたとされている。食性は幅広く、環境の変化や水質汚染に比較的強い。繁殖能力も高いため、日本での生息数が大幅に増え、生態系に大きな影響を与える要因となっている。 湖沼や流れの非常に緩やかな河川に生息する。悪食で、水中生物、小魚、貝類から水草まで何でも食べる。オスは、メスが産卵し受精した卵を他の魚などの天敵から守ったり、ゴミを取り除いたり世話をする。体長が15~20cm程度まで成長し、成魚になるとあまり泳ぎ回らず草陰などでじっとしていることが多くなる。繁殖の時期は初夏で、この時期はオスが縄張り争いをする季節でもある。また、この時期のオスはすり鉢状の棲家を水底の砂や泥で作り、メスの産卵を促す。本種を狙う釣り人はほとんどいないが、ブラックバスを釣る際に小型のルアーやワームなどで釣れることも多い。

形態

体長は10~20cmの大きさまで成長する。鰓蓋の後ろに丸い突起があるのが特徴。その突起が青いことが名前の由来でもある。成魚は体高が高く扁平し、全体的に丸っぽい形をしている。稚魚のうちは細長い体をしていて、卵から孵化して1年程度は体側に黒い横縞が数本見られる。背びれや腹びれは鋭い棘状になっており刺さると痛いので触るときは注意が必要である。胸ビレは小さいが、それ以外のヒレは発達しているため、一概に泳ぎが下手であるとは言い難い。成長したオスは、額と下顎が突出していく傾向がある。また、体色は全体的には黒に近い濃い緑色~青紫色をしており、腹部は黄色みを帯びている。胸部が赤くなる個体もまれにいる。

食味

一般的にはあまり食べられないが、きれいな白身をしており淡白で美味。身は柔らかく、臭いイメージも有るが新鮮なものはムニエルやバター焼きにすると良い。内臓が比較的大きいため、その内容物の悪臭が身に移ることがあるので注意が必要である。中国では養殖されよく食用にされている。身は柔らかく、アクアパッツアやムニエルなど、洋食料理に最適である。骨が多く料理の際に手間がかかるので、日本では食用魚として定着はしていない。現在は魚粉として養鶏や養豚の際に利用されることが多く、外来種の駆除後の再利用として利用されている。

釣種

バスフィッシング

釣場

淡水・川,池・湖沼

生息域

南日本,北日本