釣割

釣魚図鑑

ホンソメワケベラ

スズキ目 ベラ科

千葉県以南の南日本に分布しており、岩礁周辺に生息する。ホンソメワケベラの群れは、一匹のオスが複数のメスを従えハーレムを形成しているが、オスがいなくなれば、メスのうち一匹が性転換しオスとなり群れを継続する。本種は自分より大型の魚の体面の寄生虫及び、えらや口の中の食べかすなども掃除をし、綺麗にする「クリーナーフィッシュ」の代表的な魚として知られる。これは上下に飛び跳ねるような独特な泳ぎ方で、掃除をおこなう魚に腹びれを寄り添わせて近づいて行われている。ホンソメワケベラは肉食魚や巨大魚であっても食べられることはない。主にイバラカンザシやスズメダイなどの卵を捕食している。夜になると、口から粘膜のようなものを出し、粘膜に覆われながら寝る。

形態

体は体高が低く、体長は11cm程度に成長する。背と腹の部分は白く、体側には目を通るようにして尾びれまで一本の黒帯が走る。体の後方になるほど黒帯部分は太くなる。尾びれの上下の縁は青白く、尻びれと背びれの内側にも黒い線が入っている。ニセクロスジギンポとよく似ているが、ホンソメワケベラとは口の位置が異なることや、ホンソメワケベラは先端に口があるのに対して、ニセクロスジギンポは先端よりも下側に口があることで見分けることができる。

食味

普通食用としない。

釣種

釣場

沖合,内湾,岩礁

生息域

南日本,東シナ海 ,琉球列島