釣割

最新攻略コラム

2017年11月30日

「水温16度」

今年は冬の訪れが比較的早いと感じる方が多いでしょう。
 
スキー場開きも前倒しで始まりました。

ウィンタースポーツの関連にとってはこの上ない気象状況です。
 
気温がぐっと下がって11月半ばでも12月下旬あたりの、最高気温10度を示しています。
 
この影響が海中に現れるときは海中の平均気温がほぼ10~13度・・・というと磯釣りをメッカとする西日本、九州地方にとっては最高の磯釣りが展開できる頃。
 
海中温度が16~17度を境に魚は産卵体制にはいります。
 
ちょうど産卵前の接岸と荒食いの時期でもあります。
 
大型化した産卵前のグレが接岸して、磯釣り天国となる目安が「水温16度」というキーワードです。
 
磯魚の生息域はタナで言うと大体1ヒロ~5ヒロを目安に水温計を釣りの仕掛けの先付けて実際に温度を測ってみられると良いが、表層ほど冷たいです。
 
表層で16度だと5ヒロ下では15度あたりを示します。
 
冷水温に強いチヌなどは10~13度でも釣れる可能性は十分ありますが、グレに取ってはその水温では厳しく、もしもそういう場合に遭遇すると、少しでも温度の暖かい場所を選ぶと言うことになります。
 
釣りは自分の思う場所に自由に入り込めるわけではありません。
 
場所を熟知してそこに通い詰める人は少なくとも、初めてのそこに立つ方より、しっかり釣っています。
 
そういうことで思い通りに行くわけがありません。
 
すなわち状況を把握して時期的な接点で集中して狙うと言うことになります。
 
広い範囲を意味しますが、「目安となる温度・・・水温16度」、それが年末あたりから1月いっぱいのあたりであれば伊豆、紀東、四国、九州ともよく似た海況になります。
 
当然黒潮の影響を受けるあたりはより安定した温度が得られやすく、暖かい潮が入ってくるとより爆釣が期待できます。
 
水温16度を目安に釣行場所などの計画を立てると良いでしょう。
 
産卵場に適した場所を知っていればなおさらのことですが、じっとしているグレを狙う釣りと浮上してくるグレを狙うとがあります。
 
冬場の釣り方には極端に二つの釣り方に分けられます。
 
浮上してくるグレの居る状況は海全体の水温が安定しています。
 
しかもその中で潮の影響を確実に受ける釣りなので、潮をとらえることのできる場所に立てれば最高です。
 
逆のパターンが潮さほど動かず、深場で孔や陰にとどまっている魚を狙い場合です。
 
たくさんの撒き餌を必要としません。
 
元々その場にいて動こうとしない魚ですから、潮と水温のタイミングが合わないと撒き餌に反応しないからです。
 
見極めが非常に難しいですが、産卵場、あるいは隠れ家として定着している場所であればそこをじっくり狙うことです。
 
タナを間違えなければ必ず当たってくるところです。
 
これも冬の釣り。
 
渡船で降り立った場所が状況、パターンを知り尽くしている場所であればいいですが、初めての場所では自ら状況を把握しなければなりません。
 
水温を測り、魚の活性を知ることで釣り方も変わってきます。
 
水温計以外の方法として餌取りの動き、潮の色、地形などから想像していき組み立てを考えるということが磯釣りの面白さの一つでもあります。